こんにちは、jazz335です。
いまだに成約ゼロですが、今日も元気に飛び込みます。
さて、今日の訪問先は医療系のベンチャー企業です。
カタカナで長い名前なので、何回もリストの会社名を読み直しながら、受付の受話器をとります。
ちなみに、受付の電話には2つのタイプがあって、受話器をとると即つながるものと、受話器を上げて指定された番号を押すもの。今回は前者のタイプです。
受話器を取って相手がでてから、いつものセリフを喋ります。しばらくして出てきたのは、おとなしそうで少し気の弱そうなタイプの女性。
さて、今回も断られるぞー期待しない、期待しない。
と心に見えないバリアーを張ってから、用意したカタログを見せて、つかみのスクリプトを喋って様子を見ます。
いきなり断わる様子もないので、「こういった商品の検討はされていますか?」と聞くと「はい、検討しています」とのこと。
え、あ、いや、ホントデスカ?一瞬耳を疑いました。どうするの?こっちは真に受けるよ?
「えーと、それでは購入する取引先とかはお決まりですか?」と聞くと「特にありません」という返事。
と、ここまで書くと見込み客のような印象を受けるのですが、彼女の表情から読み取る限り、そういう感触が希薄です。
なんというか、無表情に近いけど、どこか弱気な感じなのです。
「では、5分くらいお時間いただけますか?」と聞くと「いえ、私の担当ではないので」とのこと。
「それでは、担当の方はいらっしゃいますか?」と聞くと「はい」と言っていったん奥に入ります。
しばらくして出てくると「担当が不在なので資料と名刺をお預かりします」とのこと。
ここにきて、ようやく定番のお断りフレーズが出てきました。
なんやねん、期待させといて結局それかいっ!と心の中で彼女に逆手ツッコミしながら、それでも少し食い下がって反応を見ます。
「あの、差し支えなければ担当者のお名前教えてもらえませんか?」
「あっ、佐藤部長(仮名)です」
おっ、言いよったなーそしたら電話番号ついでに聞いちゃおーっと。
「あ、そうですよね。」と彼女はまた奥に引っ込みます。そしてしばらくすると、「こちらから、お電話しますので」とお断りフレーズその2が出てきます。
気になる女子をデートに誘った帰り「また電話していい?」と聞いたら「うん、こっちから電話するね」と言って、待てど暮らせど連絡がないケース。
そうなんです。これは女子の相手を傷つけずにやんわり断わる鉄板フレーズなんですよね。
どうも、奥に佐藤部長(仮名)がいて、その都度彼女に指示を出している模様。
かわいそうだから、出てきて代わりに断ってあげればいいのに!
と佐藤部長(仮名)に心の中で毒付きながら、しかたなしに資料と名刺を渡して退散します。
ちなみに、受け取った名刺ってどうするんでしょうか?いきなりゴミ箱にポイでないことを祈りますが。
ねーカノジョー最初に「検討しています」ってイワナイデネ。
オジサンホンキニシチャウカラー
さて、本日も収穫なし。カフェでコーヒーでも飲んでから帰るか・・・
法人向けの飛び込み営業では、まず担当者と会話する必要があります。これについては下記の記事を参照願います。