こんにちは、jazz335です。
このブログに検索サイトからお越しの方は、きっと長崎のホテルオークラJRハウステンボスに宿泊して「さて、朝食はカメリアとさくらのどっちにしよう?」とお悩みの方だと思います。
ご安心ください。後ほどきっちりレビューしますので、しばしお待ちを。
部屋の中はさすがホテルオークラ
というわけで、夏休みを利用して、長崎のハウステンボスに行ってきました。
当初、休みの日程がなかなか決まらず、JTBの窓口へ予約に行ったのが7月に入ってから。
ホテルの予約は厳しいかな、と半ばあきらめていましたが、ホテルオークラJRハウステンボスに空きがありました。
JTB窓口の担当の女性が「オークラさんは園外のホテルなんですが、宿泊された方の評判はとてもいいんですよ」とのこと。
確かに楽天トラベルなど旅行サイトの口コミはどれもたくさんの星がついています。
2泊3日で予約をとることにしました。
さて、旅行当日長崎空港からバスに乗ること約1時間。
ようやく長い移動が終わり、ハウステンボスに到着すると、バス乗り場のすぐ横にホテルオークラがあります。
JTBのパンフレットの写真では、少し古くさいイメージがあったのですが、実際に見るとディズニーランドホテルに負けるともおとらぬ立派な外観です。
館内にあったホテル外観のパネルを、スマホでパチリ、と撮ったのがタイトル画像です。
フロントでチェックインを済ませ客室係の女性に連れられて宿泊する部屋に入ると、彼女が先にカーテンをシャーッと開けます。
眼下に広がるのが可愛らしいたくさんのオランダ風の建物。
「あれは個人の方の別荘なんですよ。バブルの頃は1棟で3億円もする物件がありましたが、いまでは落ち着いて3千万円ぐらいだそうです。」と客室係の女性が教えてくれました。
部屋の中はさすがホテルオークラ。ベッドや一人用ソファなどの調度品は、どれも落ち着いて上品なものばかりです。
初日はハウステンボス内を散策しましたが、あまりの暑さに参ってしまい、2日目はホテルの部屋でゆっくりとブログの記事を書くことにしました。
ホテルの部屋の机と椅子の使いごごちが良く、iPhoneと愛用のブルートゥースキーボードで記事を書くのもはかどります。
記事を書くのに疲れたら、1Fまでエレベーターで降りて天然温泉「琴乃湯」へ。
茶褐色の柔らかなお湯は、日常生活の疲れをそっと癒してくれます。
あと、浴室内のサウナにはテレビがはめ込んであり、サウナでしっかり汗をかきながら時間も自然に経過していきます。
さて、お待ちかねの朝食レビューです
ホテル宿泊の楽しみのひとつに朝食バイキングがあります。
JTBのパックでは、カメリア、さくら、桃花林から選ぶことができます。
2日目は1Fのカフェテラス「カメリア」へ行きました。
洋食、和食のバイキングなのですが、2人のシェフがオムレツをひとつひとつオーダーを聞きながら丁寧に焼いてくれるサービスがありました。
チーズやトマトほうれん草などの具材を自由にオーダーできてどれも地元で取れたものばかり。たいへんおいしく頂きました。
3日目は3Fの日本料理さくらへ。
朝の8時はピークの時間帯らしく、入り口で名前と人数を伝えてお店の前で待ちます。
待ち合いには、座り心地のいいソファーが10席と、4人がけのテーブル席が2つあり、ゆったりした気分で待つことができます。
お店からは子供達が「おいしかった!」と元気よく出てきます。あーお腹減ったー。
待つこと15分、いよいよお待ちかねの朝食バイキングです。
ホテルのバイキングは、いつもながらにテンションがあがります。よーし食べるぞー。
だし巻き玉子、鮭の塩焼き、五島うどん、長崎皿うどん、キビナゴの一夜干し、すくい豆腐、がめ煮と呼ばれる筑前煮など、定番の一品にご当地グルメを絶妙に取り込んだ品々は、どれもが一流ホテルの味です。
そして食後のコーヒーは、やはりホテルならではの香りと味。
美味しゅうございました。
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ハウステンボス内の移動はカートが便利
さて肝心のハウステンボスですが、とにかく園内の景観がすばらしいです。
アトラクションに参加せずとも、園内を散策するだけでも十分楽しめます。
また、レストランやフードコートの料理は、佐世保バーガーや五島うどんなどのご当地グルメもおいしく、いわゆるテーマパークの手抜き料理とは別物でした。
ハウステンボス内には、移動するのに便利な一人200円乗合カートがあって、これを何度か利用しました。携帯から電話して現在の場所と人数を告げると迎えにきてくれます。
ゴルフ場のカートのようなイメージです。運転手の方はどなたも感じのいいかたばかり。
最終日でいよいよ帰る時間が近づいた頃、迎えにきてくれたカートの年配の男性運転手の方に「ハウステンボスいいですよねー。20年以上前にオランダ村の時にきましたが、その時よりサービスの質が高いように感じます。」と話しかけると、目的地までの間こんな話を聞かせてくれました。
「ありがとうございます。あの頃のオランダ村は殿様商売をしていました。ハウステンボスになってから、金融機関がバックについたのですが、サービスよりもコストを削減する経営方針だったので、離れたお客さんはなかなか戻ってきません。その後HISの資本が入ってから、我々従業員も腹をくくりました。そしてアミューズメントでとにかくナンバーワンを目指せの号令をもとに、様々な企画が次々と生まれ、実行されて現在にいたります。夜のイルミネーションもそのひとつです。」
運転手にさんが熱く語るのを聞きながら、そうか色々大変な時期があって今があるんだなーと素朴に感動しました。
「またきますからね!がんばってくださいね!」と声をかけて、手を振る運転手さんに見送られながら、ハウステンボスを後にしました。
がんばれハウステンボス。ありがとうホテルオークラ。