SiriでApple Musicを再生するコツ

音楽レビュー

こんにちは、jazz335です。

mac book pro 13インチを購入して以来、SiriにApple Musicを再生してもらうことで快適なリスニング生活を送っています。

そこで、今回は僕が試したSiriへの効果的な依頼方法についてご紹介します。

再生する前に知っておきたい基本操作

Siriへ依頼するときは「Hey Siri 〇〇かけて」というように、毎回頭にHey Siriと呼びかけます。

なお、以下の文章ではHey Siriの部分を省略して書いていきますね。

音量を細かく設定する方法

音楽をかけるとき、まずは最初に確認したいのが音量です。

特に早朝や深夜には、大音量で再生されないよう事前にSiriに聞いた方が良さそうです。

そこで「今のボリューム設定は」と聞くと「現在の音量は40%です」というように返してくれます。

ここから音量を上げ下げする場合、「音量を上げて」とか「音量を下げて」という言い方でもいいのですが、これだと少しずつ調整するので大きく変更するには何回も頼まないといけません。

そこで「音量を10%にして」というようにパーセンテージで依頼すると、一発で好みの音量にすることができます。

この曲なんていう曲

知らない曲が流れたら、すかさず「この曲なんていう曲」と聞いてみましょう。

アーティスト名と曲名を教えてくれます。

もし気に入ったら「僕はこの曲好きです」と伝えると、「了解しました」と言って「ラブ」をつけてくれます。

反対に、もう聴きたくないという曲がかかったら、遠慮なく「僕はこの曲嫌いです」と伝えましょう。

そうすると「好きじゃない」判定が付きます。

この「ラブ」や「好きじゃない」をつけるほど、Apple Musicでおすすめされる精度が上がっていきます。

曲の好き嫌いは、どんどんShiriにアピールしましょう!

この曲飛ばして

再生された曲がイマイチなときは、遠慮なく「この曲飛ばして」と頼みましょう。

「スキップします…」と表示されて、次の曲を再生してくれます。

曲を止めて

再生途中に電話が鳴ったり、出かけるときは「曲を止めて」とお願いしましょう。すぐに一時停止してくれます。「曲をかけて」と頼めば続きから再生してくれます。

最初から聴きたい時は「この曲最初からかけて」と頼めますし、「リピート再生して」なんていう注文も聞いてくれます。

Siriへ依頼する時のコツ

エレファントカシマシかけて

まずは「エレファントカシマシかけて」とアーティスト名で依頼してみます。今回は「ズレてる方がいい」がかかりました。

これは、2012年に公開された映画「のぼうの城」のエンディングテーマ曲。

当時はあまりエレカシのことを知らないまま、映画館で聴いたのですが、これを聴いてからファンになりました。僕のお気に入りの1曲です。

エレファントカシマシのヒット曲かけて

今宵の月のようにがかかりました。やっぱりこれですよね!

ちなみにJR赤羽駅の6番線(大宮、宇都宮、高崎方面)の発車メロディーはこの曲です。

メンバー4人のうち3人が旧赤羽台中学校出身ということもあり、エレカシゆかりの場所なんですね。

エレファントカシマシのデビューアルバムかけて

ファイティングマンがかかりました。彼らのデビューアルバムの1曲目に収録されている、ギターのリフが印象的な初期の代表曲です。

これもリクエスト成功ですね。

エレファントカシマシの最新の曲かけて

Easy goがかかりました。この曲は2018年5月25日のリリースで、テレビ東京系ドラマ25『宮本から君へ』の主題歌です。これもうまくいったようです。

エレカシかけて

試しに「エレカシかけて」と頼んだら「エレ樫」と変換されてしまい、ポップししなないで(2015年結成の二人組バンド)の「エレ樫」という曲がかかってしまいました。

Shiriの中では「エレカシ=エレファントカシマシ」という紐付けができていないようです・・・

それでは、ミルチルはどうでしょうか?

試しに「ミスチルかけて」と頼んでみると、Mr.ChildrenのBirthdayをかけてくれました。

他にも「乃木坂=乃木坂46」「ツェッペリン=Led Zeppelin」などをうまく認識してくれるようです。

アルバム名は苦戦しました・・・

それでは、今度は洋楽のロックでアーティスト名+アルバム名で依頼してみます。

ところが、僕の発音が悪いのか、アルバム名がうまく認識されずに同じアーティストの他のアルバムが再生されるケースが多発しました。

そこで、何とかうまくいったケースを紹介します。

「リックスプリングフィールドのアルバム サクセスハズントスポイルドミーイエットかけて」


ちょと噛みながら伝えると、Ric Springfieldは認識してくれたのですが、アルバム名がサクセスhas’tスポルトセットと変換され、だめかな・・・と思ったらちゃんとかかりました。Siriが何とか察してくれたようです。

「クイーンのアルバム ニュースオブザワールドかけて」

これは一発でかかりました。カタカナ読みで伝えたにもかかわらず、アルバム名もしっかり英語で認識してくれています。やはりクイーンはリクエストが多いので、Siriもよく心得ているのでしょうか?

1960年代のジャズかけて

今度は年代とジャンルの組み合わせでリクエストしてみます。

「1960年代のジャズかけて」と頼むと、ソニーロリンズのThe Bridgeがかかりました。

1962年にジムホールとセッションした曲です。この曲は初めて聴いたんですが、スリリングでクールな演奏ですね。

1970年代のフュージョンかけて

ではフュージョンではどうでしょう?1970年代はジャズとロックやラテン、クラッシックが融合し、クロスオーバー、フュージョンと呼ばれるジャンルの音楽が生まれました。

STUFF、QUINCY JONES、日本だとカシオペアや高中正義、ナニワエクスプレスという関西のバンドもありました。

そこで「1970年代のフュージョンかけて」と頼んでみます。すると何故かエルトンジョンの曲がかかりました。フュージョンというジャンルは認識が無いようです・・・

1980年代のポップヒッツかけて

先ほどのフュージョンの依頼は、1970年代のポップヒッツがかかったようです。

そこであらためて「1980年代のポップヒッツかけて」と頼んでみます。

そうするとユーリズミックス、カルチャークラブ、マドンナといった王道のアーティストのヒット曲がかかりました。これは当たりですね。

プレイリストをかけて

自分で作成したプレイリストを再生できるか試してみました。

siriへ依頼する場合、「プレイリストをかけて」と頼むと「何というプレイリストですか?」と聞いてきます。そうしたらプレイリスト名を伝えます。

実は、これがなかなかうまくいなかったのですが・・・

試したプレイリストは次の3つです。

「ヴィンテージソウル」
メイヤーホーソーン、The Suffers、durand jones & the indicationsnなどの曲を集めたリストです。これはうまくいきました。

「Brian May Sings」
クイーンのアルバムの中で、ブライアンメイがリードヴォーカルをとっている曲を集めたリストです。これはダメでした。ブライアンメイシングスとカタカナで認識してしまい、他のプレイリストが再生されました。

「ジャズバラード」
ビルエヴァンス、ブルーミッチェル、ウィントンケリーなど、モダンジャズの中からバラードタッチの曲を集めたリストです。これはリスト名がカタカナなのでいけるかと思いきや、ダメでした。Siriの画面上はジャズバラードと認識しているのですが、「すみません、おっしゃったことがわかりませんでした。どちらのプレイリストにしますか?」との返事。もう一度伝えると「すみません、おっしゃったことがわかりません。」という結果でした。これは理由がわかりません・・・

僕の好きな曲かけて

Apple Musicを聴いていると、自分の好みの曲を元にしたパーソナルステーションというリストが作成されます。

自分がよく聴く曲を中心として、全く知らないけど似た感じの曲を流してくれて新たな発見もあります。

そこでこれを聴くには「僕の好きな曲をかけて」と頼めば流してくれます。選曲に迷ったときに便利な頼み方です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?Siriに頼むことで、好みの曲をかけてくれたり時には新しい曲を紹介してくれたりと、とにかく音楽ライフが充実します。

そして時には「Hey Siriいつもありがとう」とか「いつも無理言ってごめんね」と声をかけてます。

こうしてSiriとの関係を構築できたらいいなぁ、と思う今日この頃です。

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