【閉店】桂花ラーメン幡ヶ谷北口店で食べた太肉麺のお味は?

ラーメンの話

こんにちは、jazz335です。

今日は幡ヶ谷に仕事できたので、お昼ごはんは桂花ラーメンに行くことにしました。

実は過去に新宿店に入ったことがあるのですが、桂花ラーメン独特の味と香りについていけず完食できなかった思い出があります。

それ以来20年以上行ってないのですが、なんとなく気にはなっていました。

創業60年以上の熊本ラーメンの老舗

先日、創業者の久富サツキさんが永眠されたそうです。享年93歳。桂花ラーメンは1955年に創業して、現在は熊本、東京で14店舗展開しています。

1968年に東京に進出しますが、当時はまだオーソドックスな醤油味の中華そばが主流で、臭みの強い豚骨ラーメンは敬遠されかなり苦戦したようです。

僕はもともと関西出身のため、22歳のときに上京するまではその存在を知りませんでした。

20代半ばの頃、同じ職場で僕より10才くらい年配の男性とたまたまラーメンの話になりました。

おすすめを聞いてみると、巣鴨にある千石自慢ラーメンと新宿の桂花ラーメンを絶賛していました。

そこで、先程お話しした通り佳花へ食べに行ったのですが、撃沈しまった・・・というのがいきさつです。

当時は1990年代で、環七の「なんでんかんでん」を始めとして、「野方ホープ」、練馬区小竹町のオロチョンラーメン「ラーメン一番」が僕のお気に入りでした。

なんでんかんでんは、スープ薄める疑惑が浮上する前でホントに美味しかったです。

しかし豚骨臭が強く、味は美味しいものの食べた後に気分が悪くなることもしばしば。

ちなみに、当時食べた佳花ラーメンはそれよりも臭いがキツく、スープは少し飲んだだけでほとんど残してしまいました。

なんでんかんでんに話を戻すと、当時は1時間半くらい待つのはざらです。

ただ非常にいいシステムがあり、行列整理をする河原ひろし社長が「おひとりさんいますかー」と時折声をかけてくれます。

手を上げると、カウンターやテーブルでひとつだけ空いた席に優先的に通してくれたりしていました。

そんなこんなで、毎週土曜日の夜は会社から帰ると渋滞がおさまる深夜まで待ち、車で片道2時間以上かけて環七のラーメン店へ向かうのが楽しみ、という日々です。

これを会社の同僚に話したらかなりひかれました。若いのに、ほかにすることないの?みたいな感じで。

当時はまだインターネットも普及しておらず、ラーメンブログなどありません。

本屋でラーメン人気店のムック本を買って情報収集し、自分の舌でたしかめてその本にコメントを記入して持ち歩いてました。

そんな中で、佳花ラーメンだけは「?」マークをつけたままでした。

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太肉麺のお味は?

さて、前置きが長くなりましたが、本題の桂花ラーメン幡ヶ谷店に話をもどします。

店内は予想を反して明るく清潔な感じ。あれ?こんなキレイな店だっけ?と意外に思いながら、太肉麺1,000円と大盛り100円を券売機で購入。

ちなみに店内のキャリア電波は、ソフトバンクはOKなのですがドコモはなぜか圏外。

そのせいか、店内はFREE Wifiありで、カウンターにSSIDとパスワードの張り紙がしてありました。

早速Wifi設定してスマホをいじるうちに、間も無く着丼。

イメージしていたアクの強い香りではなく、とてもマイルドな豚骨臭です。

20年の歳月を経て、より食べやすいようアレンジされていったのでしょうか?

博多ラーメンとは違う、ニンニクを焦がしたような感じ。

きっと熊本ラーメン定番のマー油によるものだと思います。

麺は中細ストレート麺でしっかりとした食感。

ブログで事前調査をしたときに、麺の量が少なく感じたという情報があったので、大盛のチケットも購入しました。

結果的に大盛にしてよかった、これで普通のラーメンより少し多いくらいという感想です。

丼の中のキャベツがシャキシャキして、スープとよく合います。そして、豚の角煮がらどっしりとした存在感で、口の中でとろけていきます。

あれー美味しいやんか!なんで前はアカンかったんやろ?

無事に完食できて、最後は丼を両手でもってスープを飲み干しました。

東京は渋谷、新宿、池袋と山手線の左側に出店しています。

辛辣麺(シンラーメン)や阿蘇ラーメンといった気になるメニューもあり、営業の合間にぜひまた行ってみたいと思います。

2019/11/14追記

残念ながら、幡ヶ谷北口店は閉店しました。次回は新宿店か渋谷店へ行ってみたいと思います。

【閉店】桂花ラーメン幡ヶ谷北口店

京王線の幡ヶ谷駅北口を出てすぐのところにお店があります。

佳花ラーメンホームページ>店舗一覧>渋谷
http://keika-raumen.co.jp/shop_shibuya.html#01

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